11月10日、ウクライナ大統領府参謀総長ミハイル・ポドリャク氏は、同国軍は戦術と戦略を見直す必要があると述べ、5か月に及ぶ反撃が期待された成果をもたらしていないことを認めた。
ロシア・ウクライナ紛争:キエフは、自国海軍の無人機がクリミア半島でロシアの小型揚陸艦2隻を攻撃し、沈没させたと主張している。写真:ロシア艦が黒海からミサイルを発射し、ウクライナの弾薬輸送列車を破壊した。(出典:TASS) |
「2024年、そして2023年末に何が必要か、我々は非常によく理解している。まず、戦術を少し調整すること…そして、ロシアが持つ圧倒的な優位性を考慮した戦略を少し調整することだ」とポドリャク氏は、ウクライナ語圏のドイツ紙ドイチェ・ヴェレのインタビューで述べた。
ポドリャク氏は、ウクライナ軍(VSU)による5ヶ月にわたる作戦の成果が期待を下回ったことを認めた。同時に、ポドリャク氏によれば、「一部の方面における攻撃作戦はまだ完了していない」という。
11月初旬、ウクライナ軍司令官ヴァレリー・ザルジニー将軍はエコノミスト誌のインタビューで、ウクライナ紛争は行き詰まり、ウクライナ軍は今のところ突破口を開こうとしていないと語った。
ザルジニー氏によれば、消耗戦は何年も続き、ウクライナ国家を疲弊させる可能性があるため危険だという。
* 11月10日、ウクライナの軍事情報機関は、同国海軍の無人航空機(UAV)がクリミア半島でロシアの小型揚陸艦2隻を攻撃し、沈没させたと発表した。
軍事情報部からの初期情報によれば、11月10日夜にロシアの小型揚陸艦2隻が攻撃されたという。
その後の更新で、ウクライナ海軍の無人航空機がクリミア半島西方のヴズカ湾で2隻の船舶を攻撃したことが確認された。1隻はアクラ級揚陸艦、もう1隻はセルナ級揚陸艦だった。
情報機関は次のように述べている。「2023年11月10日にクリミア半島のヴズカ湾付近で行われた偵察の結果、海軍の無人機による攻撃の後、ロシアの小型揚陸艦2隻が破壊されたことが判明した。その結果、両艦とも沈没した。アクラ号は即座に沈没し、セルナ号は救助活動の後に沈没した。」
ウクライナ軍によれば、船には乗組員が乗っており、装甲車両も積まれていたという。
一方、ロシアのRIA通信は、ロシア国防省の発表を引用し、ロシア防空軍が11月10日夜、スモレンスクとモスクワ南部のトゥーラ地方でそれぞれ1機ずつ、ウクライナの無人航空機2機を撃墜したと報じた。
ロシア国防省がテレグラムに投稿した発表によると、事件は現地時間11月10日午後11時頃に発生したという。
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