米国経済は投資と政府支出の増加により「好調」を保っている。米国カリフォルニア州のスーパーマーケットで買い物をする人々の画像。(出典:AFP) |
米国の国内総生産(GDP)は、2023年第3四半期に前年同期比5.2%増となり、2021年第4四半期以来の高水準となり、2023年10月に発表された予想成長率4.9%を大幅に上回った。
米商務省によると、第3四半期の成長率が前回発表のデータから上方修正されたのは、主に非住宅固定投資と州・地方政府支出の上方修正によるもの。
世界最大の経済大国である米国は、予想以上に力強い経済状況にあることが証明された。これは、急速なインフレ抑制のため、連邦準備制度理事会(FRB)が急速に金利を引き上げる政策を採用したことによるもので、多くの専門家が景気後退の可能性を予測している状況下でのことだ。
しかし、堅調な雇用市場に支えられた力強い消費者支出のおかげで、これまでのところ米国経済は景気後退に陥ることを免れている。
一部の経済専門家は、2023年第3四半期のGDP成長率は主に個人消費と民間在庫投資の増加を反映していると評価している。
ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフエコノミスト、ルビーラ・ファルーキ氏によると、今後の米国経済成長の重要な要因は消費者動向だという。
ルビーラ・ファルーキ氏は「経済は成長を続けるが、金融引き締め政策の累積的な影響で家計支出が鈍化し、2023年第4四半期には成長ペースが大幅に鈍化するだろう」と予測する。
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