ロシア・トゥデイによると、一部のロシア兵は、ウクライナにエイブラムス戦車を提供し、戦車を破壊した場合にボーナスを受け取る機会を与えてくれたとして、ジョー・バイデン米大統領に感謝したという。
兵士の感謝の言葉を収録したビデオは、米国が製造しウクライナに輸送された多数の大型車両が1週間足らずで破壊されるという状況の中で公開された。
ソーシャルメディアに投稿された動画には、 軍服を着用し、ヘルメットとマスクを装着したロシア兵が「我々ロシア兵は、バイデン氏がウクライナにエイブラムス戦車を送ったことに心から感謝します」と発言している様子が映っている。動画の中で、兵士は英語で話している。
兵士はその後、西側諸国の兵器を破壊すればロシア軍兵士は報酬を与えられると説明し、ウクライナに移送される戦車の数が「非常に少ない」ためロシア軍が追跡するには長時間かかるだろうとして、米国大統領が引き続きウクライナにエイブラムス戦車を「送る」よう提案した。
ビデオにはロシア兵の映像も映っている。
当初、米国は2023年1月にウクライナにエイブラムス戦車31両を納入すると発表した。しかし、戦車がウクライナに到着したのは2023年秋で、エイブラムス戦車が前線に姿を現したのは2024年2月だった。西側諸国の軍事専門家は、キエフが大規模な攻勢のために戦車を温存していたか、厳しい天候と地形の中でロシアの強固な防衛線に戦車を投入したくなかったのではないかと推測している。
「ワシントンはキエフにあまりに少ない戦車しか提供していないため、モスクワ軍は懸賞金目的で積極的に戦車を追い詰めざるを得ない」とロシア軍兵士は語った。
戦場で破壊されたウクライナのM1A1エイブラムス戦車。
3月3日早朝、ロシアのジャーナリストは、ドンバスでエイブラムス戦車と、エイブラムス戦車の車台に搭載された地雷除去車が破壊されたと報じた。先週、ロシア国防省は、ウクライナ紛争において初めてアメリカ製重装甲車を破壊したことを確認した。
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