10月3日、ブイ・タン・ソン外務大臣は、 外務省本部において、グレートブリテン及び北アイルランド連合王国政府のアリスター・ジャック・スコットランド担当大臣と会談した。
ブイ・タン・ソン外務大臣は、スコットランド担当閣僚のアリスター・ジャック氏(英国)と会談した。写真:VNA
会談で、ブイ・タン・ソン外務大臣は、両国間の戦略的パートナーシップが近年、新たな戦略的パートナーシップに関する共同声明(2020年9月)の精神に基づき、様々な分野で前向きに発展してきたと評価した。ブイ・タン・ソン大臣は、特に外交関係樹立50周年を機に、両国が引き続き高官級代表団や各レベルの交流を促進し、二国間協力メカニズムを効果的に実施し、多国間フォーラムで緊密に協力し、ベトナム・英国自由貿易協定(UKVFTA)を積極的に実施し、金融、科学技術、イノベーション、グリーン化、エネルギー転換などベトナムの社会経済発展の優先事項に沿って、英国が得意とする分野で、スコットランド企業を含む英国企業にベトナムへの投資を奨励することを提案した。ブイ・タン・ソン大臣は、英国のCPTPP協定への正式加盟を祝意した。英国は、ベトナムと国際パートナー間の公正なエネルギー転換のためのパートナーシップの枠組みの発展を促進する上で果たした役割を高く評価し、英国がベトナムに対し、制度構築、政策、人材育成、グリーン転換プロセスにおける技術移転、持続可能な開発において引き続き支援すること、スコットランドの大学との共同訓練協力を含む教育訓練分野での協力を強化することを提案した。ブイ・タン・ソン外務大臣は、スコットランド担当閣僚のアリスター・ジャック氏(英国)と会談した。写真:VNA
スコットランドのアリスター・ジャック大臣は、ベトナムと英国の戦略的パートナーシップの重要な成果に喜びを表明し、ベトナムは英国にとってこの地域における重要なパートナーであり、両国間の政治的信頼は非常に高いことを確認した。また、英国とベトナムの自由貿易協定(UKVFTA)が経済貿易関係の更なる促進に貢献していることを嬉しく思うと述べ、両国間の協力の可能性は依然として大きく、英国企業によるベトナムへの投資拡大を促すだろうと強調した。さらに、ジャック大臣は、英国のCPTPP(国際石油・ガス・石油・ガス協定)加盟プロセスにおけるベトナムの支援に感謝の意を表し、両国が引き続きこの協定の枠組みの中で緊密に連携していくことで一致した。さらに、ブイ・タン・ソン大臣が提案した、科学技術、教育訓練、地域協力、環境に配慮したスマート農業といった分野における協力の調整と促進に関する提案に賛同し、英国は引き続きベトナムの気候変動対策、再生可能エネルギーの開発、グリーンファイナンスに寄り添い、支援していくと表明した。東海問題に関して、両大臣は、東海の安全、航行及び航空の自由の確保は、地域及び世界の平和、発展及び繁栄にとって重要な役割を果たすこと、すべての紛争は国際法、特に1982年の国連海洋法条約の遵守に基づき、関係当事者による対話を通じて平和的に解決される必要があることで一致した。
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