ベトナム空港公社(ACV)は本日(11月15日)ロンタイン空港コンポーネントプロジェクトの実施中に、予備費や入札費用など約4兆ベトナムドンを節約したと発表した。

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ロンタイン空港の滑走路。写真: ホアン・アイン

この節約分を使って、ACVはフェーズ1でロンタイン空港に追加の滑走路を建設するための投資を提案した。

ACVによれば、南部地域で増大する航空輸送需要を満たすには第2滑走路の建設が必要だという。

この提案についてACVは、当初から第2滑走路を建設することで、後から滑走路を追加する必要がある場合でも、運航の中断を回避し、継続的な運航を確保できると述べた。さらに、滑走路を追加することで、ロンタン空港はタンソンニャット空港への緊急対応も可能になる。ホーチミン市および周辺省の航空輸送需要は2030年までに約7,100万人に達すると予測されており、ロンタン空港に滑走路が1本しかない場合、過積載、フライトの遅延、さらには緊急時の欠航など、多くのリスクが生じる。

さらに、ロンタイン空港の第2滑走路の建設は、インフラと技術制御システムを接続し、効率を向上させ、無駄を回避する必要があるため、中断のない同期運用を確保することを目的としています...

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