メドベージェフ氏の上記の発言は、ロシアのプーチン大統領が6月13日、ロシア地域への砲撃を防ぐため、ウクライナに非武装緩衝地帯を設置することを検討する可能性があると述べたことを受けて行われた。
ロシア安全保障会議副議長ドミトリー・メドベージェフ氏。(写真:RIAノーボスチ通信)
「ウクライナがより射程距離の長い兵器を供給される可能性があることを考慮し、非武装地帯は防衛的役割を果たすことができるようリヴィウ地域を通るようにすべきだ」とメドベージェフ氏は、ポーランド国境に近いウクライナ西部の主要都市に言及して述べた。
これに先立ち、プーチン大統領は6月13日、ウクライナ国境から20キロに位置するベルゴロド州のシェベキノ市をウクライナが砲撃したとの非難に対し、 「キエフが我々の領土にアクセスできないように、ウクライナ領土に非武装地帯を設置するかどうか検討している」と発言していた。
ロシアは、ウクライナが西側諸国から供給された兵器を用いてロシア国内の民間人を攻撃したと繰り返し非難している。5月には、英国が射程250キロメートルを超えるストームシャドウミサイルをウクライナに供与した。ロシアは、その後、ウクライナ軍がこれらの兵器を使用してルガンスク市の民間人を攻撃したと主張している。2022年7月、ロシアは自国軍がウクライナ東部のルガンスク地域を制圧したと発表した。
ここ数週間、ウクライナ軍はロシアとの国境地域への砲撃を大幅に増加させ、数百発の砲弾を発射して広範囲にわたる破壊を引き起こした。
3月、メドベージェフ氏は、ロシアがウクライナ国内の併合地域周辺に非武装緩衝地帯を設置したいと考えていると述べた。同氏によると、ロシアは中近距離、すなわち70~100キロメートル圏内でいかなる兵器使用も認めない非武装緩衝地帯を設置する必要があるという。
マイ・トラン(VOV.VN/RT)
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