カスペルスキー セキュリティ ネットワーク (KSN) の最新統計によると、2023 年にカスペルスキーが検出および阻止したベトナムでのオンライン攻撃の件数は 29,625,939 件で、昨年 (2022 年の 41,989,163 件) と比較して 29% 減少しました。
この期間中、ベトナムのユーザーがウェブ脅威に感染した割合は34%でした。これにより、ウェブサーフィンに関連する危険度において、ベトナムは世界67位となりました。
「ベトナム政府の継続的な努力により、ベトナムにおけるサイバー脅威の数はここ数年、継続的に減少しています。ベトナムの国際協調キャンペーンは、サイバー犯罪との戦いにおいて各国がどのように協力すべきかを示す好例と言えるでしょう」と、カスペルスキーの東南アジア地域ゼネラルマネージャー、ヨー・シアン・ティオン氏はコメントしています。
ウェブ上の脅威に関して言えば、ブラウザベースの攻撃がマルウェア拡散の主な手段です。サイバー犯罪者が用いる一般的な戦術は、ブラウザやプラグインの脆弱性を悪用することと、その他のソーシャルエンジニアリングの手法です。
前者の方法では、ユーザーが意識することなく悪意のあるウェブサイトにアクセスする必要がありますが、後者の方法では通常、ユーザーの関与が必要です。つまり、ユーザーは悪意のあるファイルを自分のコンピュータにダウンロードする必要があります。これは、サイバー犯罪者が被害者を騙して正規のプログラムをダウンロードしていると信じ込ませることで発生します。
ビン・ラム
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