山田滝夫駐ベトナム特命全権大使によれば、日本が今回の拡大(G7)サミットにベトナムを招待したのは、ベトナムが日本の「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の目標を遂行する上で重要かつ必要なパートナーであると同時に、サミットで提起されることが予想される国際社会の主要課題の解決プロセスに積極的に貢献する能力と決意を持っているためだという。
ファム・ミン・チン首相。
また、山田滝夫大使によると、ASEAN加盟国の中で、今回の拡大G7サミットに招待されているのは、2023年のASEAN議長国であるインドネシアとベトナムの2カ国のみだという。
この拡大されたG7サミットには、ベトナムに加え、ブラジル、韓国、オーストラリアなど、地域や世界のフォーラムや協力メカニズムの議長国ではない国々も出席するよう招待されている。
その意味で、日本はベトナムとの協力関係を「極めて重視している」と断言している。
それに伴い、日本とベトナムは、今年2月に行われた岸田文雄首相とグエン・フー・チョンベトナム共産党中央委員会書記長とのハイレベルオンライン会談において、両国間の現在の広範な戦略的パートナーシップを今年新たなレベルに引き上げることで合意した。
したがって、今回のベトナムのG7サミットへの出席招待は、両国のパートナーシップを新たなレベルに引き上げる重要な節目であり、同時にこのプロセスを推進する勢いを生み出すものである。
2022年には、ベトナムと日本間の総輸出額は約500億米ドルに達し、日本はベトナムにとって第4位の貿易相手国となり、そのうちベトナムから日本への輸出額は約250億米ドルに達すると予想されます。ベトナムは日本企業のサプライチェーンにおいても非常に重要な役割を果たしています。
PV
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