ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は3月23日、少なくとも115人が死亡し120人以上が負傷したクロッカス複合施設での銃撃事件について国民に向けて演説した。
プーチン大統領は、この攻撃を「血みどろで野蛮な」テロ行為と非難し、関係者全員を処罰すると誓った。同時に、3月24日を攻撃の犠牲者を追悼する国民追悼の日と宣言した。
ロシアのプーチン大統領。
ロシア大統領はまた、襲撃の被害者を助けた現場の救急隊員、救助隊員、法執行機関、一般市民に感謝の意を表した。
プーチン大統領は、ロシアは同様の事件の再発防止に重点を置いた対策の実施に努力していると強調した。
「モスクワとモスクワ州全域、そして国内全域において、対テロ・対破壊工作措置が強化されました。今重要なのは、この流血事件の背後にいる者たちが新たな犯罪を犯すのを防ぐことです」と彼は述べた。
ロシア大統領はまた、治安当局が先に発表した、銃撃事件に直接関与した4人を含む11人の容疑者の逮捕に関する情報にも言及した。さらに、襲撃犯らは「予備データによると、ウクライナ国境を越えるルートが整備されている」ウクライナ方面に逃走中に現行犯逮捕されたと付け加えた。
「この犯罪の背後にいるすべての実行者、計画者、そして首謀者は、正当かつ必要な処罰を受ける。彼らが誰であれ、誰が彼らを指導したかに関わらず。繰り返すが、我々はテロリストの背後に立ってこの残虐行為、ロシアと我々国民への攻撃を準備したすべての者を特定し、処罰する」と彼は強調した。
モスクワ西郊クラスノゴルスク市のショッピングモール複合施設「クロッカス・シティ・ホール」が3月22日夜(現地時間)、武装集団の襲撃を受けた。
襲撃はロシアのロックバンド、ピクニックのコンサート直前、推定収容人数7,500人の会場がほぼ満席となったところで発生した。アサルトライフルで武装した襲撃犯らが侵入し、観客に向けて発砲した後、建物に火を放ち逃走した。
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