ウォール・ストリート・ジャーナルは4月17日、シリア情報機関の情報筋を引用し、イラン革命防衛隊(IRGC)が同盟国シリアから残りの上級軍事顧問を撤退させたと報じた。中級将校は残留したが、配置場所を変更した。
4月17日、テヘランで軍事パレードを行うイラン兵士たち。
同紙は、レバノンのイラン同盟組織ヒズボラも同様の理由でシリア駐留の将校数を削減したと報じた。
シリアにおけるイランの施設への攻撃は、地域における本格的な紛争を回避するための対応策と見なすこともできる。アラブ諸国の当局者は、イスラエルの攻撃は限定的なものになる可能性が高いと予測しており、テルアビブはテヘランへの報復に先立ち、アラブ諸国に警告を発する可能性が高い。
イランはイスラエルへの攻撃で何を得るのか?
4月初旬、イランはイスラエルがダマスカス(シリア)にあるテヘラン大使館を攻撃し、将軍2名を含むIRGCの上級司令官を殺害したと非難した。4月13日夜から14日朝にかけて、イランはイスラエルに向けて数百発のミサイルとドローンを発射し、報復攻撃を開始した。イスラエル軍は発射された兵器の99%を迎撃したと主張した。
ロイター通信によると、4月17日の戦争閣僚会議で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、同盟国からの助言にかかわらず、テルアビブは独自の対応を決定すると発表した。「イスラエルは自国を守るために必要なあらゆる手段を講じる」とネタニヤフ首相は会議で述べた。同日早朝、英国のデービッド・キャメロン外相とドイツのアンナレーナ・バーボック外相と面会した。
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