フィンランドでは1月28日に大統領選挙が行われる。
国民連合党の大統領候補アレクサンダー・スタブ氏の写真が、1月11日、フィンランドのヘルシンキにある彼の選挙カフェに展示されている。(出典:ロイター) |
1月18日、フィンランドの最新世論調査結果によると、大統領候補のアレクサンダー・ストゥブ氏が支持率でリードし、進歩派の緑の党員ペッカ・ハーヴィスト氏との差が広がっている。
当選者は、2期務めたサウリ・ニーニスト大統領の後任となり、2022年4月にフィンランドが北大西洋条約機構(NATO)に加盟した後、同国を新たな時代へと導くことになる。
マーセウドゥン・トゥレヴァイスース紙が1月12日から17日にかけて実施した世論調査の結果によると、回答者の24%が元首相で与党国民連合党員のスタブ候補を支持し、21%が元外務大臣のハーヴィスト候補を支持した。
スタブの支持率は前月比1%上昇し、ハーヴィストの支持率は2%低下した。2022年11月時点では、ハーヴィストは依然としてスタブを7%以上リードしていた。
一方、極右フィンランド党候補のユッシ・ハッラーホ氏の支持率は3ポイント上昇し15%となり、最新の世論調査で3位に浮上した。ハッラーホ氏はフィンランドの若者の間で人気が高い。
他の候補者には、欧州連合(EU)の元経済委員でフィンランド銀行総裁のオッリ・レーン氏が12%の支持を得て世論調査で4位となり、EUの国際協力担当委員のユッタ・ウルピラネン氏が7%の支持を得てこれに続いた。
大統領はフィンランド国防軍の最高司令官であり、NATO会議で国を代表し、 政府とともに外交政策を主導する。
1月28日の投票後、50%以上の得票率を獲得した候補者がいない場合は、2月11日に第2回目の投票が行われる。
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